綺麗でおしゃれなシーリングワックスとは?使い方も画像入りで紹介!
文房具を集めたり、手紙を書いたりするのが好きなら、シーリングワックス(封蝋)もおすすめのアイテムです。
先日とても手軽で魅力的なセットを見つけたので購入してみました。
最近はシールタイプも売られていますが、せっかくなら本物を試してみませんか。
どのようなアイテムか紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
シーリングワックスとは?
画像のように、手紙や文書を封印するために使われているのがシーリングワックス(Sealing wax)です。日本語では封蠟と呼ばれます。
ウイスキーやブランデーなど酒類の封としても使われているため、似たようなものを見た経験を持つ人が多いでしょう。
シーリングワックスはおもにヨーロッパで使われているアイテムです。日本でもかつては「封泥」というものが使われていたと聞きます。
シーリングワックスは、開封時に砕けたり跡が残ったりするため、「未開封であること」の証明に使えるものです。また現代ではラッピングにも使われます。シーリングワックスを模したシールも最近の流行りです。
郵便物は大量運搬されるため、封が砕ける可能性もゼロではありません。
しかし最近のワックス(蠟)には弾力性があるので、それほど心配しなくても大丈夫だと考えられます。
シーリングワックスを使い始めたきっかけ
私は社会人になったころから、シーリングワックスを愛用しています。
文房具店でワックスとスタンプのヘッドを見つけたのがきっかけです。ただし当時はおしゃれなデザインのスタンプはなく、イニシャルのみのシンプルなものでした。
ワックスはスティックタイプで、銀・ピンク・白・水色などを購入。
スティックタイプには通常のロウソクのように芯があり、火をつけて溶かします。独特の匂いはありますが、手紙の雰囲気が良くなるのでお気に入りのアイテムです。
シーリングワックスのメリットとデメリット
個人的に感じているシーリングワックスのメリットとデメリットは次の通りです。
メリット | デメリット |
おしゃれである | 手間がかかる |
好きな色を選べる | ススでの変色がある |
スタンプのヘッドが選べる | ワックス特有の匂いがある |
色も豊富でおしゃれなのがシーリングワックスです。スタンプのヘッドも、動物・花・メッセージなどさまざまな種類があります。用途に合わせていくつか用意するのもおすすめです。
ただしワックスを溶かして封をするため手間がかかります。スティックタイプはススが出て変色する部分があるのもデメリットです。またワックスには独特の匂いがあります。
ススが気になるなら、おすすめは粒タイプのワックスです。スプーンに入れて溶かすので、ワックスにススがつきません。
粒タイプとスティックタイプの違い
シーリングワックスは、粒タイプとスティックタイプがあります。どちらかといえば便利なのは粒タイプです。画像で見ると分かりやすいため、比較画像を紹介します。
左側・紫が粒タイプのワックス、右側・シルバーがスティックタイプのワックスです。
粒タイプをスプーンで溶かすと、全体が均一になります。
絵柄が分かりやすいよう、今回はセットに入っていたペンで色を塗りました。しかしスティックタイプは均一ではないため、図柄が部分的に消えています。もちろん塗らずにそのまま使えるため、ペンは必須ではありません。
写真撮影後、試しに力を加えてみたところ、スティックタイプは割れました。ワックスに弾力性がなかったようです。しかし粒タイプは折り曲げても割れずに綺麗な状態を保っています。
私が所持しているスティックが古いから割れた可能性もあるでしょう。それでも郵便物の封をするために使うなら、破損リスクの少ない粒タイプのワックスが良さそうです。
シーリングワックスならセットがおすすめ
上記は実際に私が購入した商品画像です。粒状のワックスが24色入っていて、混ぜても使えます。私はYahooショッピングで2,612円(税込)で購入しました。しかし同じものがAmazonで、1,799円で販売されています。発見時に思わずテンションが上がってしまい価格比較をせず買ってしまいました……。(現在Yahooショッピングでは同じものが見当たりません)
セット内容は次の通りです。
- ワックス(蠟)24色720粒
- キャンドル4つ
- 溶解用の炉
- シーリングスプーン
- キャンドル
- カラーペン
粒状のワックスを使うなら、キャンドル・スプーンが必要です。今回初めて粒状を使ってみましたが、スティックタイプより使いやすいと感じました。
スティックタイプは、火をつけたあと必要な量が溶けるまで封筒に垂らし続ける必要があります。しかし最初に溶けた蝋はすぐに固まり始めるため、形が均一になりません。それも良さではあるのですが、粒状はすべてを溶かして一気に垂らせて便利です。
シーリングワックスの使い方
実際の画像とともに、シーリングワックスの使い方を紹介します。炉がある場合の使い方です。画像にある、粒タイプのワックスを使ったときの手順です。
実際には炉がなくても使えます。
1.炉にキャンドルを入れて火をつけワックスを加熱する
炉にキャンドルを入れたら火をつけて、スプーンに入れたワックスを溶かします。
2.ワックスを完全に溶かす
ワックスが完全に溶けるまで、少し待ちましょう。
スティックタイプなら、以下の画像のように芯に火をつけてワックスを溶かしてください
(スティックが折れているのは、もう購入から10年以上も過ぎる年季物だからです)
3.封をしたい紙や封筒のうえに、ワックスを静かに垂らしてスタンプを押す
ワックスが溶けたら、ゆっくりと紙の上に垂らしましょう。ワックスやスプーンは熱くなっているため、やけどに注意してください。なるべく円形になるように垂らすと綺麗に仕上がります。ワックスが固まる前に、スタンプを押して少し冷めるまで放置します。
4.好みに合わせて色を塗る
好みに合わせて、絵柄部分に色を塗るのもおすすめです。シルバーやゴールドの、専用のペンがあります。
シーリングワックスのセット内容はさまざま
上記の画像は、炉・スタンプ・ハンドル・ペンを含まないセットです。(画像クリックでストアに遷移します)
人によっては、炉を含まない商品がおすすめです。
- 炉があると火が遠くなる
- ワックス・スプーン・キャンドルがあれば足りる
炉があると火が遠くなります。ワックスが溶けるのに時間がかかると感じました。
なお粒状のタイプは、セット内容も豊富で、値段もピンキリです。
選ぶ手間を減らしたいなら、スタンプやハンドルもついたセットを選びましょう。
スタンプは好みに合わせて別売りを選ぶのがおすすめ
私が実際にスタンプのヘッド・ハンドルを購入したのが上記画像のストアです。(画像クリックでストアに遷移します)
ヘッドは298円(税込)からで、上記のデザインは698円でした。デザインが豊富で価格も手ごろ、かつハンドルもさまざまな種類を取り扱っています。
そのため好みにあったものが見つかりやすいでしょう。
ハンドルはなくても使えるものの、あると力が均一に加わり、綺麗に仕上がります。ハンドルの価格は素材により違うため、予算や好みに合わせて選びましょう。
シールを作って楽しむのであれば、台も購入すると便利です。
手紙を書くのが好きな人におすすめのシーリングワックス
LINEやメールが主流になった現在でも、手紙を書くのが好きな人は多いでしょう。手紙が好きなら、シーリングワックスは楽しめるアイテムです。
趣味に合ったスタンプのヘッドを使うと気分も上がります。ひと手間かかるものの、それもまた楽しみのひとつ。
シールとして使えるように、専用の台や両面テープなども販売されています。手紙や文房具が好きなら、ぜひシーリングワックスを試してみてくださいね。
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