5月17日の映画視聴記録「パシフィック・リム」「2012」他
多分この企画は数日で終えて不定期開催にします、多分。熱くなりすぎないようにするのが難易度高い……!
AmazonFirestickTVの記録(?)2日目。
前日の記事はこちら⇒5月16日の映画視聴記録「インセプション」「コンスタンティン」他
映画選びは連想ゲームのようにして行っている。楽しい。
ただ記憶力の劣化が激しくて「あーアレなんだっけ、アレ」となりがちで悲しい。
5月17日
シン・ゴジラ続きからのスタート。ヤシオリ作戦でグッとくる。
もう1回シン・ゴジラにしようかとして思い留まった。
1.「パシフィック・リム」
怪獣つながり。ゴジラシリーズに行くか迷うものの、パシフィック・リムに。一時期ハマった作品。
そこで思ったけれどなぜゴジラシリーズは、対となるものが存在しないんだろう。パシフィック・リムでならカイジューVSイェーガー。ウルトラマンなら、宇宙人VSウルトラマン。仮面ライダーにもショッカーがいる。キングギドラやビオランテはいるけど……そういうスポット的な外敵ではなく、ゴジラには対がいないような。絶対にして最強の存在なのか。ここらへんは詳しい人が知っていそう。
右脳と左脳で2人の兵士がペアになってイェーガーに乗る発想は面白い。怪獣映画とサンライズのアニメを足したような印象。もうちょっとシンプルにしたらアニメ寄りだっただろう。イェーガーが海に入っていくアラスカ沖のシーンは特に好き。とりあえず作り手が日本の特撮やアニメ好きなのは分かる。
いままで気にしてなかったけどイェーガーって「女性」だったという発見。Sheが使われてる。操縦者が男性だからということなのかな、と思うなどした。でもガンダムだったら、女性っていうより男性なイメージ。マクロスは……マクロスはパイロット両方いるし、中性的なイメージがある。
芦田愛菜の演技力の高さがすごいし可愛い。
2.「2012」
マヤ歴での人類滅亡を題材にしたパニック映画。複数の登場人物を軸に進む、群像劇というもの。デイ・アフター・トゥモローなどを始め、パニック映画には特に多いスタイル。そもそもパニック映画を主人公の視点からだけ書いてしまうと、わりと単調になり情報の補足が難しい気がする。(比較的うまく行っているのが「ツイスター」だと思う)
「2012」は『ナチュラル・ボーン・キラーズ』のウディ・ハレルソンが演じている、チャーリー・フロストという変人がインパクト強い。ウディ・ハレルソンの父親はマフィアの殺し屋だったとのこと。そういう職業って本当にあるんだなと感心したのが忘れられない。
チャーリーは地球の異変を察知していて早い段階でラジオ放送をするも、誰も信じてもらえない。実際に火山が噴火したさまを見て喜びの声をあげる。なんとも切ない役だ。
見どころは、船に乗る・乗らないあたりから。序盤は多少冗長にも思える部分がある。ただしそこを見ておかないと後半が楽しみ切れない。パニック映画好きなら多分見ただろう映画。どこが好きかと言われてもはっきりしないのだけれど、あの終わりはいいなと感じる。
3.「ドリームキャッチャー」
厚いから原作読まないけど、私はスティーブン・キング作品が好きである。老後に何もしなくてよくなったら読もうと思う。映画は、古いものならそこそこ見ている。とりあえず超能力と血と宇宙人と少年少女っていうイメージだし、ちゃんとそこの路線で来てくれるのが好ましい。
ジプシーの呪いが題材の「瘦せ行く男」が個人的には名作なのだけれど、AmazonPrimeでは「レンタル可能」の作品だった。大好きな「ランゴリアーズ」はラインナップにすらない。
そこでドリームキャッチャー。
グロ要素はあるものの前半のみ。後半は特に……とは思うものの感じ方には個人差があるかもしれない。山小屋のシーンはいろいろと。ITよりは全然グロくないのに公開当時のトレーラーは煽りがすごかった印象。そのころはまだホラーが苦手だったような気もする。公開から数年後に見た映画の1つ。
トレーラー(こちら)を見返してみた。うーん確かに劇中のシーンだけど、見たことを後悔するほど怖いだろうか。私はこれ感動作だと思っているのだけど。
子ども時代をこうして過ごす友達もいたけれど私は長く続かなかった。こういう友情をうらやましく思う。
4.「シャイニング」
オープニングの音楽を聴くだけでテンションがあがる。キングには不評だったと聞いた気もするが、映画として好き。
何度見ても1ミリもジャックを好きになれない。
久々に見て思い出したのは、BGMにするには後半のウェンディの悲鳴がうるさいということ。とにかくずーっとウェンディが叫んでいる。ラストではジャックが「ウェンディ(と多分言おうとして言えてない)」とずーっと叫んでいる。
続編の「ドクター・スリープ」を見なければならない。しかしPrime会員特典ではないため、そちらは課金予定。
広義でいえば(だいぶ広い)ソリッドシチュエーションホラー(ワンシチュエーションホラーともいう)。特定の環境(家の中とか雪山とか)での出来事的なやつ。例)ソウ・CUBE・フローズンなどなど。
冬のホテルというだけで閉塞感がある。県内の山奥にあるホテルは、そういえば冬季は閉鎖だった。そしてルーム係の求人が良く出ていたなあと思い出す。遊覧船とか。失業保険の規定が変わる前は「夏場は観光地で働き、冬は休みで失業保険をもらう」という人たちもいた。多分そういうイメージと考えるとぐっと身近になる。
後半に出てくるクマ?っぽい素っ頓狂な顔をした茶色い着ぐるみが怖い。
5.「ゴーストシップ」
5.5本め。ゴーストシップ。ホラーに激ハマりしていたころに良く見ていた1本。
ソリッドシチュエーションホラーからの流れで「サプライズ」を見ようとしたところ、レンタルのものだったため。これは普通のホラーではあるものの舞台が船。なのでソリッドシチュエーションホラーともいえる。豪華客船での優雅・優雅な歌から映画は始まる。すぐに凄惨な出来事が起こるとも知らずに……。
甲板で大勢が一瞬で殺されるシーンのインパクトがすごい。とにかくそこ。だいたいどこのサイトでも評価は3になっているのだが、分かる。悪くないし、すごいシーンもあるし、とにかく冒頭は良い。ああほら、いままさにワイヤーが!!!
腸とか出てくるので、スプラッタ映画がダメな人にはおすすめしない。スラッシャー映画(※スラッシャーない一応)が何なのか分からない人も。ただし強烈なのは(個人的には)冒頭という印象。そこさえ乗り越えられたら見られるはず。(後半に回想シーン?あり、そこもなかなか)
どことなくバイオハザードっぽさがあるのが好きなポイント。ゾンビは出てこないものの、船内の探検が。
まだライターを本格的にやるまえは、休日といえばこの勢いで映画を見ていたものだった。懐かしい。
6.「ミスト」
そしてキングに戻り「ミスト」。後味の悪さに定評を持つのが、この映画。霧の中にいる訳の分からない何かよりも人間が怖いとしみじみ感じる。
そんなミストについての考察をSNSか何かで読んで、目から鱗だと感じたことがあった。
細かな内容は忘れたが、それは「主人公は本当に正しかったのか、正義感のある人間なのか」というようなもの。主人公のせいで死ななくても良い人間が多いのではないかというのだ。いわれてみれば確かに、とも思う。
ミストでは、あの悪魔信仰みたいなおばちゃんが、どうしても印象強い。主人公と敵対する人間が、つい「悪」に思えてしまう。
しかし視点をずらしてみると、確かにその考察にも納得できる。主人公は家族のために努力しているものの、結局いろいろと間違っていたのだから。ただ、それも考え方の1つだ。極限状況においてノーミスなのは、ヒーローだけの話。凡人なら日常生活ですらミスを犯すもの。などなどいろいろ興味深いので、つい何度も見てしまう1本。
2022年5月17日まとめ「映画と音楽」
シャイニングのオープニングの胸熱感がすごかった。もう少し古い映画を見たら、もっと強烈だろう。BGMとしてのホラー映画の良さはセリフがシンプルであること。しかし「悲鳴がうるさい」っていうデメリットもある。
しかしホラー映画特集しようかな、と思い始める。
ライターになる前、「ファイナルデスティネーションシリーズ一気見」「ソウシリーズ一気見」をしながら友達と飲んだなあ。あれは楽しかった。
AmazonPrimeは以下のバナーからチャンネル無料体験できるので、興味があったらぜひ!!
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