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繰り返し見ても飽きない秀逸な作品/『羊たちの沈黙』(1991年)

繰り返し見ても飽きない秀逸な作品/『羊たちの沈黙』(1991年)

おすすめの「映画・本・音楽」などについて、緩く紹介します。

今回は、1991年に公開されて大ヒットした映画、『羊たちの沈黙』です。

すでに初公開から長い年月が経ちましたが、今も褪せぬ名画のひとつ。

概要や感想を紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

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『羊たちの沈黙』概要

第64回アカデミー賞で主要5部門を独占したことでも知られているのが『羊たちの沈黙』です。

5部門を独占したのは「或る夜の出来事(1934年)」、「カッコーの巣の上で(1975年)」についで3作品め。しかもホラーで作品賞を受賞したのは、『羊たちの沈黙』だけ。

観客だけでなく映画界からも高く評価されている作品だといえます。映画館で見たときの衝撃は、いまだ強烈に覚えています。

このあとサイコスリラーやホラーが爆発的に流行りました。

たとえばセブン」「冷たい熱帯魚」などもサイコホラーに分類されるものです。

セブンについての記事もありますので、ぜひチェックしてみてください。

16分でアカデミー賞を獲得したアンソニー・ホプキンス

『羊たちの沈黙』といえば、アンソニー・ホプキンスが印象深いという人もいるでしょう。しかし(有名な話でもありますが)アンソニー・ホプキンスの出演時間は、20分以下

それを踏まえて改めて見返してみると、確かに、ほとんど出てこないのです。出演時間は、16分または12分といわれています。

きわめて短い登場ながらも、あのインパクト。常人ではないような目が強く強く印象に残ります。

見るたび、俳優という仕事のすごさに感服せずにはいられません。

アンソニー・ホプキンスおよびジョディ・フォスターの演技が、この映画のおもしろさを何倍にもしていると感じます。

また吹替版のセリフも、オリジナルの印象を大きく損ねません。

羊たちの沈黙の会話が読めるサイトも

改めて記事を書くにあたり、英語版のセリフが読めるサイトを見つけました。→外部リンク

多少下品な言葉も登場するものの、『羊たちの沈黙』はセリフも多くないため、シャドーイングにも使えます。

繰り返し見ていると、セリフがはっきり聞き取れるようになるでしょう。

トマス・ハリスによる原作もおすすめ

短くはないので読み返している回数は少ないですが、トマス・ハリスによる原作も良い作品です。未だに手放せずにいます。

原作でいうと続編の「ハンニバル」が印象深いです。

冒頭、高架下にある魚市場で合同作戦が展開されます。映画を見て「ここまで見事に映像化できるのか」と感心したものです。

「ハンニバル」は、この冒頭が1番おもしろいですね。

ラストは賛否両論あり、私もどちらが良いともいえない気持ちのままです。

内容としては『羊たちの沈黙』が、シリーズ中でもっとも大衆受けするものでしょう。

衝撃的なシーンが苦手であれば、続編にはご注意ください。

映画『羊たちの沈黙』感想

映画『羊たちの沈黙』感想

現在の私は、ホラー映画やスリラー映画を好んで見ています。その傾向はwebライターの仕事選びにも顕著に出ています。

映画やオカルト系の仕事が好きです。そのきっかけとなったのが、この『羊たちの沈黙』だといえます。

初公開からすでに30年以上。年に30回見たとしても900回になってしまう計算です。実際は多分3000回以上見ています。

とても子供時代に怖がりだったとは思えません。『羊たちの沈黙』がおもしろかったせいで、そこから慣れていき、『28日後…』でゾンビ映画にハマったのです。

慣れって怖いですね。映像が苦手!というかたには、ぜひ原作を読んでみてください。

逆に想像が膨らんでしまう可能性も否定できませんが……おすすめです。