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【体験談】抗原検査スティックの使用感と使用時の注意を紹介

【体験談】抗原検査スティックの使用感と使用時の注意を紹介

新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴ない、不安を感じている人も多いでしょう。

そこで体験談として実際に使ってみた抗原検査スティックについて使用感を紹介します。

また抗原検査とは何かも簡単にまとめました。

どのようなものなのか、内容をチェックしてみましょう。

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新型コロナウイルスや各種検査に対する考え方は人それぞれです。本記事は、唾液を使った抗原検査についての体験談となっていますのでご了承ください。また2022現在まだわからない要素も多いため、今後発表される内容は変わっていく可能性があります。

抗原検査とは?

※上記は使用前の抗原検査スティックです。未使用なのでスティックには線が出ていません。

初期はPCR検査が一般的でしたが、現在は「抗原検査」も良く聞かれる言葉です。

抗原検査とPCR検査の違いが分からないと感じる人も多いでしょう。

抗原検査とは、ウイルスが持つたんぱく質を検出するための検査です。

新型コロナウイルス以外でも抗原検査は行われます。結果が出るまでの時間が短いのが抗原検査の特徴です。

検査方法には、以下の2種類があります。

  • 鼻や喉の粘膜を採取する
  • 唾液を採取する

正確性が高いのは粘膜採取だとされています。しかし痛みが強い可能性もあるため、手軽なのは唾液の採取です。

PCR検査と抗原検査の違い

2つの違いについて、表で簡単にまとめました。

PCR検査には時間がかかりますが、抗原検査は10分前後で完了します。

抗原検査のキットは市販されているため、手軽に調べられるのがメリットです。

検査内容 PCR検査 抗原検査
検査の対象 ウイルスの遺伝子 ウイルスのたんぱく質
結果確認の方法 検査機関へ送付 その場で判明
結果確認までの時間 数時間~1日 10分前後

抗原検査ができるタイミング

抗原検査ができるタイミングは、発症後2~9日とされています。なぜなら、発症後2~9日はウイルスの量が多いからです。

抗原検査は、無症状感染者に対する感度が低いともいわれます。そのため新型コロナウイルスの確定診断には使われていません。

自宅で検査して陰性でも、実際には陽性の可能性もあるでしょう。

新型コロナウイルス感染症の潜伏期間

検査をするなら、潜伏期間についても確認しておきましょう。平均的な潜伏期間は以下のように報告されています。

  • 平均的な潜伏期間1~14日(曝露から5日程度で発症)
    ※ただしオミクロン株は潜伏期間2~3日(曝露から7日程度で発症)

潜伏期間には個人差があるため、上記はあくまで平均値です。

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【体験談】抗原検査スティックの使用感

上の画像が実際に購入したものと同じ抗原検査スティックです。4個入りを購入しました。画像をクリックするとYahoo!ショッピングの画面に遷移します。購入したものと同じ4個セットです。ただし1個入りや10個入りなど、さまざまな入り数が販売されています。

普段は基本的に家から出ず仕事をしていますが、3日ほど外出しました。人口比で考えると首都圏も地元も、感染する率は大きく違わないような印象です。

それでも留守中に家族が抗原検査スティックを購入していたため、試してみました。なお検査時から現在に至るまで体調不良はありません。

検査は「飲食・うがい・歯磨き」を30分以上過ぎてから実施する必要があります。

手順は以下の通りです。

  1. 開封し検査スティックのキャップを外す
  2. 検査スティックの先端を舌の上に置いて2分加える
  3. 10分待って結果を判定する

唾液が不足していると、検査結果が正しく出ない可能性があります。

スティックには「C」と「T」のラインがあり、陰性ならCのみ、陽性ならCとTにラインが出る仕組みです。

妊娠検査薬のような仕組みだなと感じました。画像は実際に使用したあとのものです。

線が1本であるため、陰性であると予測できます。

今回使用したスティックは、以下の変異株に対応しているものです。

  • オミクロン
  • ラムダ
  • デルタ
  • ガンマ
  • ベータ
  • アルファ

精度は99.4%以上とのこと。レビューには「陽性が出て、その後隔離になった」というものもありましたが、タイミングによっても変わります。そのため過信はできないとも感じました。

抗原検査スティックの使用感

抗原検査スティックを使ってみて、手軽だと感じました。口の中にスティックを入れているのは2分程度、結果が出るまで10分程度です。

耳鼻科入院時には鼻の粘膜を採取するPCR検査も行いました。耳鼻科医による採取だったのでまったく痛みはなかったものの、PCR検査は怖いと感じたものです。過去にインフルエンザの検査で粘膜を採取した際に痛かったからでしょう。その検査と比較すると、気軽に試せます。

※陽性だった場合、感染源となるリスクがあるためスティックの処理に注意してください。

抗原検査で陽性反応が出た場合の対処

試しに自治体ホームページを確認したところ、かかりつけ医またはコールセンターに相談する流れになっていました。現在は重症化リスクが高い方への連絡を優先しているとのこと。そのため保健所からの連絡も遅れる可能性があると明記されていました。基本的には自分で管理する形になるようです。(※自治体により違う可能性があります)

陽性だと判明したところで、現在の感染者数では医療機関での対応は難しいでしょう。重篤化しなければ自宅療養だけで終わる可能性があります。ただ陰性であれば別な理由も考慮しなくてはなりません。抗原検査スティックだけでは判断できないものの、あれば便利だとも感じます。

抗原検査キット・PCR検査キット購入・使用時の注意

(画像引用:新型コロナウイルス感染症の検査キットでのトラブル−事前に注意事項をよく確認し、目的に合わせ、適切に利用しましょう−(発表情報)_国民生活センター

イベント前後や体調が気になるときは「検査しておきたい」と考えるのも当然です。しかし市販のキットでは確定診断ができないため、「セルフチェック用」と考えておく必要があります。また国民生活センターには、検査キットについてのトラブルが報告されていますので注意も必要です。

  • キットがリスクの高さしか分からないものだった
  • 市販のキットでは陰性と出たが実際には陽性だった
  • 血液や唾液がうまく採取できなかった
  • 郵送したものの結果が返ってこない
  • 注文したキットが届かない

もしトラブルがあった場合は、消費生活センターなどへの問い合わせも検討してみましょう。

市販のキットを買うなら、きちんと購入者の手元に届いていると分かる業者からの購入がおすすめです。

セルフチェックを考えているのなら抗原検査スティックは便利

診断には使えないとしても、セルフチェックをしたいなら、抗原検査スティックは便利だと感じました。1本あたり400~500円程度で手に入り、リーズナブルなのも魅力です。

2019年12月に1例目が発見されてから、そろそろ3年。全国的に感染者が増えているものの、初期とは状況も変わってきています。

考えかたは人それぞれ。それでも、なるべく早い段階でケアをするのなら、判断材料も必要でしょう。そのための1つとして、抗原検査スティックを用意してみるのも良いかもしれません。