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地震・停電対策などにおすすめ!便利な大容量モバイルバッテリーの話

地震・停電対策などにおすすめ!便利な大容量モバイルバッテリーの話

地震や台風などの災害時は、停電のリスクがあります。しかし停電は、災害時だけに発生するものではありません。何もないタイミングで突然停電する場合もあります。

2021年9月、突然の停電を体験して、大容量モバイルバッテリーで乗り切りました。

上記は、停電時、実際に使用した大容量バッテリーと近い商品です。

本記事では、その停電での体験談や大容量モバイルバッテリーのメリットなどを紹介します。強風・降雪・地震など、停電につながるリスクはいろいろありますので、備えておくと安心です。また、停電以外への備えも簡単に紹介していますので、ぜひ内容をご覧ください。

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【体験談】深夜に地震や台風なしで突然停電が発生

【体験談】深夜に地震や台風なしで突然停電が発生

停電が発生したのは、2021年9月、深夜1時30分ごろでした。長時間作業が続いていたため、5分休憩しようとしたときのことです。突然部屋の電気が消えました。

目の前にある作業中のノートPCだけが、明るい光を放っています。しかし、あとは真っ暗で無音です。深夜で私ひとりが起きている状態であるため、ブレーカーが落ちたわけではありません。

カーテンを開けると街灯が消えていて、近隣が停電していることが分かりました。

私はライターをしており、翌朝に納品予定がある状態です。インターネット環境に接続されているPCやスマホがあれば、仕事はできます。

しかし停電ということは、ルーターが使えません。ノートPCのバッテリー残量はあったものの、どのくらい持つかは不明でした。スマートフォンでも多少のリサーチは可能ですが、残りバッテリーが23パーセントしかない状態です。仕事をするのに十分ではありません。

そう聞くと「余裕のある仕事をするべき」と思う人も多いでしょう。しかし、もともと即日納品の仕事であるため、どうしようもありませんでした。

停電対策に使える大容量モバイルバッテリー

停電対策に使える大容量モバイルバッテリー

停電しても数分で復旧するなら問題ありません。しかし長時間続くなら納期に間に合わない可能性があります。太陽光発電システムと蓄電池、あるいは電気自動車のEVバッテリーがあれば便利でしょうが、我が家にはどちらもありません。1番近いインターネットカフェまでは車で30分です。移動できなくはないものの、そこまでの信号も止まっている可能性があります。

どうするべきか悩んでいたところに、家の人がお助けアイテムを持って現れました。大容量でACコンセントにも対応している、モバイルバッテリーです。

厳密には上記とは違い、似た商品です。話を聞いたところ「業務用ではなく市販の10,000円程度のもの」とのことでした。

とりあえずルーターを復旧。間に合わない可能性を考慮して、クライアントは状況報告の連絡を入れました。夜中ですが仕方ありません。間に合わなかったとき直前に「停電で……」と連絡するのでは(調べれば停電の事実がわかるものの)説得力がなさすぎるためです。

のちに電力会社が「停電は1:33~4:29」と発表していました。原因は強風とのことですが、家のあたりではそれほど強い風が吹いていません。月が煌々と輝く穏やかな夜でした。そのため理由がわからなかったのです。我が家では、実質的に2時間ほどの停電でした。予定よりだいぶ遅くはなったものの、オーバーすることもなく記事は納品できました。

結果的にどうということもないオチになったのですが、それもモバイルバッテリーや照明のおかげです。スマートフォンも充電できました。

モバイルバッテリーの選び方でのポイント

災害による広域の停電なら、仕事どころではない可能性があります。災害の大きさによっては命にかかわる場合もあるため、気にしている場合ではありません。しかし私のように、ごく狭い範囲で発生する停電もあります。理解してもらえるとは思っても、なるべく仕事には支障を出したくないものです。

そんな突然の停電時にモバイルバッテリーがあると使えます。

モバイルバッテリー選びのポイントはさまざまです。選ぶにあたってチェックしておきたい代表的なポイントには次のようなものがあります。

  • ACが使える
  • DCが使える
  • USBが使える

在宅で働く人が仕事での使用も考える場合は、ACが使えるタイプを選ぶと便利でしょう。スマートフォンの充電器を繋ぎたいだけ、という場合はUSBが使えるもので十分かもしれません。人によって合うものは違うため、比較検討する必要があります。

モバイルバッテリーは価格も容量もピンキリです。1~2万円程度のものは、ノートパソコン・スマホ・タブレット・カメラの接続が可能になります。商品によって対応できるものが違うので、購入時は忘れずにチェックしてみてください。

大容量モバイルバッテリーのメリットとデメリット

短時間でも夜間に停電すると不便です。モバイルバッテリーには次のようなメリットがあります。

  • スマートフォンの充電ができる
  • 照明が使える
  • 繰り返し充電できる
  • 持ち運びできる
  • 災害への備えになる

災害時は情報が必要になることも多いため、スマートフォンの充電ができると便利です。3.11の際は、情報が手に入りにくく不安でした。幸い携帯は車で充電できたものの、バッテリーを節約していました。ACが使えるモバイルバッテリーがあると、ライトの使用や充電もできます。繰り返し使えて持ち運びできることもモバイルバッテリーのメリットです。災害時に避難所を利用せず車中泊になる場合や、アウトドアでのレジャーの電源としても使えます。

購入後は忘れずに充電を行い、使い方もチェックしておきましょう。停電対策として備えるなら、停電時でも取り出せる場所に置いておく必要があります。

デメリットとして挙げられるのが充電の手間です。充電して使えるようにしておかなければ、備えの意味がなくなってしまいます。また容量によって使える時間が変わってくるのもデメリットです。

停電対策にモバイルバッテリーがおすすめ

停電対策にモバイルバッテリーがおすすめ

いざというときの備えとして、モバイルバッテリーはおすすめです。不安の解消にもつながるでしょう。私のように自宅で仕事をしていて、短時間の停電が発生したとき、非常に役立つものがモバイルバッテリーです。この記事を最初に書いたあとも2度ほど大雪による停電で活躍しました。

東日本大震災から日が過ぎ、以前ほど防犯グッズの話題も聞かなくなってきています。食料や水の備えをやめてしまった人も多いのではないでしょうか。

しかし、いつ停電や地震があるかは分かりません。2022年3月には福島県沖地震で震度6、2024年1月には最大震度7の令和6年能登半島地震が発生しました。そのほかにも、災害対策である日本では、数えきれないほど多くの地震が発生しています。地震の規模が大きく、広域で停電してしまった場合、復旧にも時間がかかるためモバイルバッテリーで足りません。それでもスマートフォンやノートパソコンは充電できます。

備えのひとつとして、モバイルバッテリーの準備はおすすめです。

選ぶにあたっては価格・充電方法・使える機器などを確認してみましょう。

モバイルバッテリー以外の備えも大切

災害の対策では、モバイルバッテリー以外の備えも大切です。改めて、災害への備えを見直してみましょう。

2022年3月16日には宮城・福島で震度6強の地震が発生しました。我が家での震度5弱程度です。その地震では停電しませんでした。ところが数日後の大雪で2度ほど停電し、作成中の記事データを飛ばしてしまいました……。やはり備え(やデータのバックアップ)は大事だと実感しています。

東日本大震災以降、セットになった防災グッズも各社で販売中です。自分で用意するのが面倒なら、セットを活用するのもよいでしょう。

災害への備えならディフェンドフューチャーもおすすめ

災害対策を考えているのなら、防災士厳選の防災グッズ39点セット【ディフェンドフューチャー】もおすすめします。Amazonでの評価は☆4.3です。

「Defend Future」は「防災士が作った3日間生き抜くための防災セット」で、楽天でも人気があります。

内容は、1人用36種類39点です。リュック・ダイナモラジオライト・5年保存水・アルファ米・野菜カレーなどがセットになっています。

使用期限は4年以上であるため、頻繁に中身を入れ替える必要ありません。

自分で防災セットを作るのが面倒・何を入れたらいいかわからない……という方は、ぜひチェックしてみましょう。



災害への備えは定期的な見直しが必要

令和6年の地震では、8日たった今も支援の運搬はスムーズではないといった話が見受けられます。地域によっては、3日分の備蓄だけでは足りないのが現実でしょう。その場合は追加で食料や水などを備えておく必要があります。もちろん使わなくて済むのが理想ですが、必要最低限のアイテムを、持ち出し可能な状態にしておきましょう、備えをしておくと、困ったときに使えます。

「絶対に災害がない安全な場所」というものはないと考えて、災害への備え、ぜひ見直してみましょう。

地震や停電、断水などの話は別な記事でも紹介していますので、併せてご覧ください。→地震・津波警報・停電・断水で注意したいこと|令和6年能登半島地震