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【体験談】 未破裂脳動脈瘤の手術は怖い? 痛み・入院・手術について!

【体験談】 未破裂脳動脈瘤の手術は怖い? 痛み・入院・手術について!

2022年12月に未破裂動脈瘤の手術を受けました。※記事作成開始時点で、前日に退院したばかりです。

当初はコイル塞栓術とステント留置の予定でした。しかしコイル塞栓術のみとなっています。

未破裂脳動脈瘤が見つかり、手術や全身麻酔について不安な人も多いでしょう。私も同じでした。不安ですよね。

脳動脈瘤の手術をした人のブログを読めば、多少不安が解消されるかもしれません。

そこで覚えているうちに、なるべくくわしい内容で、入院・手術・退院などについて紹介します。

長い記事ですが、実際の入院時に書いた文章と併せて紹介します。

なお流れや必要なものは病院による違いがあるため、受診した病院に確認してみてください。また痛みや麻酔などは個人差も大きい内容ですので、あらかじめご承知おきいただけますと幸いです。

一泊二日で「脳血管造影検査」をしたときの記事もあります。発見の経緯はそちらでくわしく紹介していました。あわせてチェックしてみてください。⇒【体験談】未破裂脳動脈瘤での脳血管造影検査による入院や痛みを紹介

脳動脈瘤発見から塞栓術での入院までの流れ

脳動脈瘤発見から塞栓術での入院までの流れ

脳動脈瘤が見つかったのは2022年7月、頭痛外来でのMRIがきっかけでした。当初は異常なしとの話でしたが、改めて確認したところ要精密検査になったのです。

ただし精密検査をするまでもなく、MRIの画像には脳動脈瘤が写っていました。複数あるのも判明していますが、今回は1つのみ、大きくて形が悪いものだけの治療です。

発見から検査入院までは別な記事で紹介しており、重複するため割愛します。⇒【体験談】未破裂脳動脈瘤での脳血管造影検査による入院や痛みを紹介

  • 7月……MRIで要精密検査
  • 8月……別な病院で検査
  • 11月……検査入院
  • 12月……コイル塞栓術で入院

上記のような流れです。

12月に治療、と決めてから日付が決まるまで時間がかかりました。なぜなら脳血管造影検査で卵巣に異変が見つかったからです。また金属アレルギーの検査でも時間がかかりました。

金属アレルギーの検査については別がありますので、そちらをご覧ください。⇒【体験談】金属アレルギーのパッチテストとは?流れや費用などを紹介

手術した月の受診状況

2022年12月、実際に手術を受けた月の通院した日と内容を紹介します。かなりの回数です。ただしアレルギーの検査で受診した回数が多くなっています。

12月2日 術前の説明
12月6日 金属アレルギーの検査
12月8日 金属アレルギーの検査での経過観察①
12月9日 金属アレルギーの検査での経過観察②
12月12日 金属アレルギーの検査での経過観察③
12月13日 金属アレルギーの検査での結果判明
12月14日 手術日程確定
12月19日 入院説明・CT
12月20日 入院
12月22日 手術
12月25日 退院

入院から手術までは2日、手術後3日で退院です。

通院回数の多さに、費用が気になる人も多いでしょう。

私の場合は、説明だけのときや、経過観察での通院は、1回あたり220円~でした。上記以外に11月にも多くの検査を受けています。検査でかかった費用は1回あたり4,000~15,000円です。

入院前におこなった物品の準備

私の場合は、前月に検査入院をしていて必要なものはあらかた揃えていました。

準備したのは次のようなものです。

  • タオル
  • バスタオル
  • 割りばし・スプーン(※感染症対策のため使い捨て)
  • コップ
  • 面道具(普段使っているもの)
  • テープタイプの紙おむつ

タオルは契約して借りることも可能です。紙おむつは手術時やその後に着用しました。病院の売店で購入しています。

衣類は、入院時に着用したもの以外は下着しか準備していません。

必要物品については病院による違いもあるため、入院前にご確認ください。

未破裂脳動脈瘤の手術体験談

未破裂脳動脈瘤の手術体験談

実際の入院・手術や退院までの流れは、病院によって違い、個人差もあるものです。私の場合は手術(コイル塞栓術)は成功で、比較的麻酔の影響もなく、スムーズに退院しました。

頭痛や発熱はありますがカテーテルを入れた場所以外は痛みもなく、手術後とは思えないほどです。

ここでは、日別にどのようなことをして、どうだったのかを体験談として紹介します。

参考程度ではありますが、不安解消のためにもぜひチェックしてみてください。

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手術2週間前〜入院前日まで

手術の2週間前から、血をさらさらにするための薬を飲み始めました。ただし、このときの手術は金属アレルギーの検査に伴い延期になったので、いったん薬を中断し、本決まりになってから再開しています。

入院の前日には、CTスキャンや入院説明が行われました。薬剤師との面談も行っています。

持病で投薬中なら、おくすり手帳が必要です。また飲んでいる薬は入院時にも持参します。

なお入院が本決まりになってからは、サプリや青汁などの摂取がNGでした。

1日目 入院手続きとPCR検査、採血

入院日、朝の10時前に病院に行って「入院手続き」をしてからPCR検査を受けました。検査は唾液・鼻粘膜の2種類です。ちなみに検査で陽性だったら?と聞いたところ「そのまま退院」とのことでした。(※病院による違いがあるかもしれません)

PCR検査が陰性であったため、入院しました。

個室に空きがないとのことで、大部屋です。ただし手術後は個室に入ると聞かされました。4人部屋でしたが、部屋にいた患者は3人のみです。

しかし病院の暑さあるいはプレッシャーからか、直後に発熱したのです。平熱が35度台なので、つらく感じました。この日は37.1〜37.2度、寝る頃に36.9度です。結局入院中は、あまり熱が下がらないままの状態。採血以外は大きな予定がないのでゆっくりできるかと思いきや、予想通りにはいきませんでした。

食事は普通食ですが、副菜が少なめ、塩分はかなり少なめといった内容。食事の良し悪しは病院による違いもあるでしょう。

ほぼ寝て1日終了です。

2日目 麻酔科受診・剃毛・シャワー・点滴

7時すぎに麻酔科を受診して、医師による説明を受けました。全身麻酔によるリスクの説明のみです。待ち時間含めて45分くらいかかりました。

終了後に朝食を取り、横になって寝ていたら剃毛の時間です。あっというまに終わり、シャワーに行って髪を乾かして部屋に戻り、また眠りました。

夕方に片方の腕に2か所血管確保が行われ、点滴されています。この点滴のうち1本は、退院当日の朝まで継続されました。

前日の熱が下がらないままの状態です。熱が上がるなら再度PCR検査・状況に応じて延期とのこと。しかし幸いなことに熱は上がらず、そのまま手術となっています。

この日は家族との連絡でいろいろと思うことがあり、大変落ち込んだ日です。

「家族といえど他人で、自分の後始末は自分でつけるべき」という本質に行きあたり、何かあったときの対応をまとめ家族にデータを送付。

もともと入院前には「エンディングノート」を作る気だったのですが、後回しにしていたのです。やはりエンディングノートは必要だと感じました。

エンディングノートとは

エンディングノートとは、自分の死に備えて作るノートです。世代に関わらず、私は「エンディングノートは作るべき」という考えですが、まだ作成していません。

相続・葬儀・連絡してほしい人などをひとつにまとめる必要があります。

残念ながら、誰もが準備万端で死を迎えるわけではありません。病死だけでなく事故死の可能性もあります。

私の場合は、手術によって重篤あるいは死に至るリスクは3パーセントでした。1ケタとはいえ、くも膜下出血を防ぐための手術で命を落とす可能性もあるのです。

そこで本来なら、エンディングノートを準備したいと考えていました。ただ、実際に準備するとなるとやはり気が重く、進まなかった次第です。

確定申告をしている人なら、死亡により準確定申告も必要になります。未破裂脳動脈瘤の手術をするかどうかにかかわらず、やはり作っておくのが理想的だと感じました。

3日目 全身麻酔・手術

 

手術前には血栓予防のためのストッキングを着用しました。画像は実際にストッキングを着用した状態です。ストッキングといっても薄手の靴下のようなもの。

水とお茶は朝8時までOKでしたが、手術の当日は絶食です。

予定は11時と聞いていたのですが、他の手術が長引いたようで、実際には13時半ごろから手術スタートとなりました。

ベッドのままで手術室へ移動。さまざまな機械が装着され、酸素マスクのようなものをつけても眠気が来ません。そこで聞いたところ「点滴から薬を入れると1分もかからず眠くなる」とのこと。

でも全然眠くならない……と言おうとした記憶があります。しかしその直後に意識を失ったようです。「手術が終わりましたよ」と起こされました。

全身麻酔をしたあとは吐き気を感じる人がいます。また幻覚幻聴が出たり、軽く錯乱する人も多いものです。私はそういった症状は出ませんでした。

痛みがあったのは、カテーテルを入れた左腕です。穿刺を行った足の付け根は固定。動かせなかったのもあり、痛みは感じませんでした。尿道に入れた管は姿勢によって軽い痛みを感じます。

手術後は次のような機械が装着されました。

  • 尿をとるための管
  • 酸素吸入器
  • 足用のマッサージ機
  • 心電図
  • 血圧測定器
  • 点滴2本

家族には手術が終わってから「手術は成功で無事に処置をした」といった内容の連絡があったそうです。

鼻についていた酸素の機械が外れてから家族に連絡を入れました。

絶食で身体も動かせません。

何度か痰が出たものの、吸引するほどではありませんでした。

※全身麻酔後の様子は人によってかなり違うため、あくまで私のケースという認識でお願いします。

4日目 手術翌日

メドロール錠2mg

(画像は手術の前日と当日に飲んだ、喘息の発作を抑えるための薬です。喘息ではない人は不要だと思います。1度に16錠飲むのですが、かなり変な味です)

手術の翌日は、朝から食事が可能です。飲み物もOKでした。

全身にあちこち機械がついている状態ですが、特に気になるのは尿道の管でした。激痛というわけではないものの、ずっと違和感があります。初めてだったのですが、とても嫌だと感じました。入院中、一番嫌だったかもしれません。

基本的にはベッドのうえで過ごし、排便時には車椅子でトイレに行ってもOKでした。一応行ってみたものの入院後は便秘だったので、ただ行って帰ってきただけです。

ずっと横になっていたので腰が痛く、車椅子に乗った時はくらくらしました。

MRIを撮ったような気もします。翌日は夢の中にいるような感じだったため、すでに記憶が曖昧です。

右足付け根、カテーテルを入れた場所は、動かすと強い痛みを感じました。

5日目 退院日決定

入院から5日目の朝には、尿道の管が外れ、歩行の許可が出ました。個室内のトイレや自動販売機までは歩いて移動できて、快適です。

部屋の温度が高く、かなり不快だったのですが、窓を開けても良いと気づきました……。特に禁止されていないようだったので、もっと早く気づきたかったところ。換気をしてすっきりしました。

頭痛時に出されたのはカロナール(1回2錠)です。カロナールでおさまらないときは点滴で痛み止め、という話もありましたが大丈夫でした。

点滴が終わったのはこの日の午後です。動かなければ痛みもなく、快適でした。

この日に医師から「明日退院しても大丈夫」という話が出ています。問題なさそうだったので、その予定でお願いしました。

最初に手術の話題が出たとき「火曜に入院して木曜日に手術、問題なければ日曜日に退院」と聞いていたのです。ところが入院後に「術後1週間で退院」という話も出ていました。もちろん退院は容体次第。思ったよりスムーズに退院できてラッキーでした。

この日のうちに病室内の荷物を整理しています。

6日目 退院

画像は退院時に処方された薬(血液をさらさらにする薬と胃薬の2種)です。このほかに痛み止めとしてカロナールが処方されています。

朝に医師から、手術結果についての説明が行われました。

ステント留置も行う予定だったのですが、結果的にコイル塞栓術のみです。処置したのは1番大きな脳動脈瘤のみとなりました。最初はなかなかカテーテルが入らず苦戦したとのことですが、結果的にうまくいき、コイルで無事に脳動脈瘤への処置ができたと聞いています。MRIなどの画像も見せてもらいました。

医師の説明後、右足付け根の穿刺部分の抜糸。入浴もOKだと聞きました。

家族が迎えに来たので荷物を持って部屋を出て、無事に退院です。(日曜日だったので会計ができず、後日請求書が送られてくるとのことでした)

未破裂動脈瘤手術に関するFAQ

未破裂脳動脈瘤のFAQ

繰り返しになりますが、手術でどうなるかは人によって違うものです。

ただし実際どうだったのか、例を1つでも知っておくと不安が和らぐのではないでしょうか。

そこで経験をもとに、自分が入院・手術前に疑問だったことについてのFAQをまとめてみました。

手術を検討しているのなら、参考のひとつとしてご確認ください。

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未破裂動脈瘤の手術って必要なの?

医師から手術にあたっては次のように聞いていました。

絶対に今すぐ手術が必要な状態ではない。高齢ならば経過観察でも良い範囲だが、年齢的にはくも膜下出血のリスクを減らすために手術をしておくのが良いと思われる。

それでも手術を決めたのは、ひとりで遠方に行く機会が多いからです。「旅先で何か起こる」というリスクは減らしておきたいと考えました。

未破裂動脈瘤が破裂するリスクはどのくらい?

私の場合、破裂のリスク要因をもとにした「3年以内での動脈瘤の破裂率予測」0.6パーセントでした。病院からもらった、破裂のリスク要因についての表を転記で紹介します。

リスク要因 スコア
年齢 70歳未満 0
   70歳以上 1
性別 男性 0
   女性 1
高血圧 なし 0
    あり 1
動脈瘤の大きさ 3ミリ以上7ミリ未満 0
        7ミリ以上10ミリ未満 2
        10ミリ以上20ミリ未満 5
        20ミリ以上 8
内頚動脈瘤 0
前大脳動脈瘤・椎骨動脈瘤 1
中大脳動脈瘤・脳底動脈瘤 2
前交通動脈瘤・内頚動脈後交通動脈瘤 3
動脈瘤が不整形である 1
    不整形でない 0

太字が私の該当部分です。リスク要因のスコアは2で、特に高いわけではありません。 将来的に数字が上がることを考慮して、すぐに手術を決めたかたちです。

手術による合併症のリスクはどのくらい?

私のケースでは、危険性は3~5パーセントだと聞いていました。書類から、考えられるリスクをピックアップします。

  • 術中の頭蓋内出血
  • 手術中や術後の脳梗塞
  • 薬剤によるショックやアレルギー
  • 穿刺部からの出血
  • 心筋梗塞や肺炎などの合併症
  • 放射線による症状
  • 深部静脈血栓症

術中に何かあれば開頭手術になったり、中止になったりする可能性もあるとのことでした。

未破裂動脈瘤の手術は怖い?

もちろん手術は怖かったです。

手術前は特に体調が悪い部分がありませんでした。

それなのにリスクのある手術をするわけですから、怖いのも当然です。

特に怖いと感じたのが全身麻酔でした。

全身麻酔の影響はあった?

私の場合は、まったくといっていいほど何も影響が出ていません。どちらかといえば体が丈夫ではないのですが、目が覚めて少し痰が出た程度です。

周囲で全身麻酔を受けた人は、大抵吐き気があり、痰もひどかったとのこと。母親・妹どちらも幻覚幻聴があって軽く錯乱したとも聞いていました。

そのため怖かったのですが、結果的に何もなかったので安心しています。

退院後に痛みはある?

退院してから2日目ですが、カテーテルを入れた左手首と右足付け根は内出血をして、動かすと痛い状態です。

画像は絆創膏を外した直後で、このあと内出血して腫れが出ました。

それ以外は特に後遺症と思われるようなものはありません。痛みや腫れも回復しつつあると感じます。

まだ日が浅いため今後変わる可能性はありますが、現在は元気です。

※手術から約2週間経過して、左手首の痛みは治まりました。右足付け根も、ほぼ痛みはありません。ただし縫ったところが少し隆起しています。

未破裂動脈瘤は手術したほうが良い?

私は医師ではないため、手術するべきかの判断はできません。ただ脳神経外科の先生の話を聞いて、なるべく健康な生活をするために手術を選択しました。

血管内治療という方法に対して不安はあったものの、無事に終わって安心しています。

病気の状態によって、どうするべきかは変わってくるでしょう。医師の診断をもとに、慎重に判断するのがよいと考えています。

医療費はどのくらい?

入院や手術に対する請求は、まだ手元に届いていないため不明です。ただし入院・手術にかかる費用は、高額医療費の対象になります。そのため所得に合わせた上限額+差額ベッド代や食事代だけの請求です。

入院以前の通院費や検査費は、高額医療費の対象にならないぎりぎりくらいの金額でした。

思ったより出費が多かったとは思っています。

入院中の食事や飲み物に制限はある?

食べ物は持ち込み不可で、病院で出されたものだけでした。ふりかけも不可です。ただし医療機関による違いもあるかもしれません。

飲み物の制限は受けませんでした。特に問題ないと確認したうえで、コーヒーも飲んでいます。

入院中もっともつらかったのが食事でした。面会も不可なので楽しみもないのですが、塩分控えめで味気なかったからです。

入院にあたって大変だったことは?

仕事の調整が難しいと感じました。私はフリーランスのライターであるため、働かない日が多いと収入に直結します。

入院期間は非常に短かったのですが、通院回数が多くて待ち時間が長いのが大変でした。半日以上かかることも多かったため、仕事にならない日も多かったのです。

仕事を減らしたため、来月以降も少し不安だと感じています。

持病の兼ね合いで、就業補償保険には入っていません。そのためフリーランスなら特に、所得補償保険(就業補償保険)に入っておくのがおすすめです。

別ブログになりますが、就業補償保険についても紹介していますので、ぜひごらんください。⇒所得補償保険のある収納代行サービス「FREENANCE」を紹介!

手術以外の方法では治せないの?

未破裂脳動脈瘤は、現在手術以外の方法では治療方法がないと聞いています。高血圧の改善や禁煙などで、破裂する可能性は減らせるそうです。

医師からの話では「急がなくても良い」とのことでした。 そのため保留にすることも考えたのですが、先延ばしにしても状況が良くなるわけではありません。

未破裂脳動脈瘤があると聞いて精神的な負担が大きいのなら、手術が適している可能性もあるでしょう。

リスクもあるので、安易におすすめはしません。

未破裂脳動脈瘤も、場所や形によって手術の難易度やリスクが変わってくるそうです。

手術するかは、医師と相談して情報を集めたうえで、慎重に検討してみるのが良いと考えられます。

術後はすぐに仕事復帰できる?

いつから仕事ができるのか、は私も不安でした。医師の話によると、退院後2~3日で仕事に戻る人もいるそうです。

私の場合はPC作業のみで、あまり痛みも強くないため2日ほど休んで少しずつ仕事を再開しています。

ただ痛みがあるので、身体を動かす仕事の人は落ち着くまで休んだ方が良いと感じました。

手術後気になることはある?

偶然かもしれませんが偏頭痛が落ち着いています。薬を飲まなくても過ごせる日が多くなりました。

右足付け根の違和感は残っています。

手術後に処方された薬(血がサラサラになる薬:バイアスピリン)の副作用で、内出血しやすい状態です。少しぶつけただけでも内出血ができます。また同じく薬の影響だと思いますが、過多月経ではないかと感じました。日数は普段程度ですが経血量が驚きの多さです。閉経前で手術を受け、その後に薬を飲むのなら、生理前後は気をつけた方が良いと感じています。とにかく血の量が増えて塊も出るので注意が必要です。

未破裂脳動脈瘤の手術は慎重に検討を

未破裂脳動脈瘤の手術は慎重に検討を

本ブログでは実際の経験をもとに、未破裂脳動脈瘤のコイル塞栓術での入院や手術について紹介しました。仕事復帰しても問題がないか知りたいのもあって、退院後すぐに作成しています。

私は医師から状況を聞いてすぐに手術を決断しました。仕事も2か月ほどは調整しながら進めた次第です。検査が多くて大変だったので、やっと落ち着いたのだと安心しています。

しかし現在の仕事ではなく会社員時代だったなら、もっと大変だったでしょう。働いている世代なら、検査や入院手術などに時間を取られるのは大変です。そのため医師と相談しながら、慎重に検討することをおすすめします。